サスティナビリティ(環境への取り組み)
プラスチックによる環境への影響は近年増大し、その軽減が課題と認識しています。
私たちは樹脂成形産業において、サスティナビリティの追求を使命とし、環境負荷の削減と脱炭素化、
持続可能な製造活動の実現に向け、積極的かつ継続的な取り組みを続けてまいります。
現在は特に以下の内容に注力しております。
樹脂リサイクルの推進
製造過程で発生する樹脂材料は端材等も大部分マテリアルリサイクルし、再原料化の処理を行うことで、廃棄物の発生量を削減しています。また、洗浄等でどうしても発生する廃棄樹脂は極力同材質に分けて処理することでリサイクルを促進し、産業廃棄物プラスチックを減らす取り組みを創業時から継続しております。
バイオマス・再生プラスチックの利用
弊社では植物など自然由来素材を使用したバイオマスプラスチックの導入を推進しております。
石油由来樹脂利用を減少させることでの脱炭素化、および廃棄材の削減等に取り組み、それぞれの素材を生かしたご提案もさせていただきます。
この分野では専用成形機や乾燥機などの設備を導入しました。
バイオマス度100%など成形難易度の高い製品にも対応するべく、強化していく所存です。
また、再生プラスチックについても、お客様のニーズと製品の用途に合わせ適応可能な製品には素材とし導入する取り組みを実施しています。
これにより、新たなプラスチックの生産を減らし、廃棄物削減を推進してまいります。
環境低減素材での生産取り組みについてはこちら
エネルギー効率の向上
自社保有成形機すべての電動式設備への切り替えを2023年12月に完了しました。従来の油圧式に比較してエネルギー効率が高いため、省エネルギー化を促進することができました。
また、工場施設内には電力モニタリングシステムの導入を行い、過度な電力消費を未然に防ぐ取り組みも推進しています。
上記の対応とともに、各種セルフアセスメントを実施し、より実態的な取り組みを推進してまります。
代表取締役 岩橋秀昭